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2009年12月の記事は以下のとおりです。

DRMで保護されたファイルを30回ほど再生すると「Windows Media の失効および更新」が出る 解決編

  • 2009/12/23 19:22
  • カテゴリー:PC
  • この問題にはずいぶん苦しみましたが、ようやく原因をつきとめ、解決の方法を見いだしました。
    問題というのは、DRMで保護されたwmaファイルをWindows Media Player12で再生すると、30回までは普通に再生されるが、31回目で次の2つのメッセージを出し、再起動を余儀なくされるというものです。



    ●「ファイルの再生中に Windows Media Player に問題が発生しました」
    ●Windows Mediaの失効および更新「コンテンツ処理を続行するには、コンピュータを再起動する必要があります。」

    解決の決め手になったのは、マイクロソフトの電子メールサポートでした。
    「当窓口にて DRM 保護ファイルされた .wma ファイルをダウンロードし、また、それらファイルを Windows Media Player上にて連続して再生し続けましたが、同様のエラーを確認することができませんでした。」

    必ず問題が発生すると自信をもって疑っていたのに、こうもそれを上回る自信をもって回答されると、もってた自信も失いますって(このあたり文章しっかりしてるかな?)

    そこで、こうなったらとことん原因を探るしかあるまい!と覚悟を決めて、イメージを復元するのではなく、Windows7 Ultimate 64bit版を改めて新規インストールして、Windows Media Player12が再生できる環境だけ構築した後、ひとつドライバ入れるたびに、ひとつソフトウェアをインストールするたびに、いちいちテストすることにしたのです。

    テストに用いたのはマイクロソフトが提供しているテストファイル(STC1_128_44_16_2_CBR.wma)。
    ドライバやソフトを入れるたびに、システムを再起動し、テストファイル40回の再生を試みることにしましたが、意外にも問題が発生しません。
    あれれ…?と思いながら、それでも地道にインストール&テストを繰り返しました。(これって信じられないほど時間がかかる… しかも随所々々でドライブイメージをとるから、もうほんとめちゃくちゃかかるし…)

    おっかしいなぁ…と思いながら、約半分ほどのソフトウェアをインストールし終えた時、「そうそう、マウスとキーボードのドライバ入れてなかったよ…」と思い出し、ロジクールの64bit用最新ドライバをインストールしました。
    すると!発生しましたよ!この現象が…

    幸いにして、その直前までのイメージはとってあるので、改めてOSインストール直後のイメージを復元して、SetPointが犯人かどうか確かめてみることにしました。

    まず、Windows Media Player 12が再生できる最小の環境(つまり、ドライバやソフトを極力入れていない状態)で、テストファイルを100回再生しましたが、もちろん何の問題も起こりません。
    次に、SetPointをインストールして、再生してみると、31回めに症状が発生しました。

    今度は再起動後、すぐに常駐しているSetPointを終了して、テストファイルの再生を100回行いましたが、意外にも問題が発生しません。
    それからSetPointを起動して、再生を試みると、31回めに症状が発生しました。

    次に、再起動後、SetPointが常駐している状態で、30回テストファイルを再生し、SetPointを終了。
    その後でテストファイルを再生しましたが、問題は発生しませんでした。
    続いてSetPointを起動、再生を試みると、すぐに症状が現れました。


    もうおわかりですね?
    DRMで保護されたファイルを、Windows Media Player 12で31回再生すると「Windows Media の失効および更新」「ファイルの再生中に Windows Media Player に問題が発生しました」というメッセージが出て、再起動を余儀なくされるという症状は、ロジクール社のドライバソフト「SetPoint」が常駐しているのが原因です。

    この問題を解決するには、
    1.SetPointをインストールしない、または、アンインストールする。
    2.DRM保護ファイルを再生する時に、SetPointを終了する。
    のどちらかを行う必要があります。

    私は2を選ぶことにしましたが、悪名高いSetPoint、なんとかしてほしいもんです。


    追記:その後、ロジクール社より連絡があり、SetPoint6.0の導入により、この問題は解決しました。下記は、そのメールの内容です。

    Windows7Ultimate 64bit版にSetPointをインストールした際、Media Playerに誤作動が生じる件ですが、最新バージョンSetPoint6.0がリリースされましたので、こちらをお試しして頂けますでしょうか。
    下記のURLサイトにてダウンロードが可能で御座います。
    http://www.logicool.co.jp/index.cfm/428/130&cl=jp,ja?section=downloads&WT.ac=sc|downloads||dd

ナップスター登録PC(3台)重複の解除 常識編

  • 2009/12/13 15:07
  • カテゴリー:PC
  • ナップスターアプリで楽曲をダウンロードすると、自動的にそのコンピューターが登録されます(もちろん正規ユーザーの話)。
    ナップスターでは「お客様に登録作業等を行なっていただく必要はございません。」と、あたかもサービスであるかのように宣伝しているけれども、これが実はきわめて迷惑というか、ユーザーにとっては不便きわまりないしくみであるのは、ナップスターユーザーならご存じのはず。



    というのは、「ナップスターでは最大3台までのコンピューターを登録し、それぞれのコンピューターに音楽データをダウンロードすることができ」るのですが、これが同じPCでも、たとえばシステムを再インストールしたり、イメージを復元したりすると、異なるPCと判断して重複登録されてしまうからです。

    ナップスターでは「登録しているコンピューターを変更する場合には、3台のうちいずれかの登録を解除し、新しいコンピューターと登録内容を入れ替える必要があります。登録内容の入れ替えは、毎月1台しかできませんので、ご注意ください。」といってますが、この「毎月1台しかできません」というのが大問題です。

    これに素直に従うと、毎月1回しかシステム再インストールやイメージ復元は許されなくなるわけで、たかがソフトウェア1つのために、行動が制約されるというのは我慢ならないものでもあります。

    で、なんでこんなことを書いているかというと、一連のナップスターに関わる問題を考えるためにネットをさまよっていると、この「毎月1台」を鵜呑みにして、馬鹿正直に1ヶ月待ってる方がたくさんあることを知ったからです。

    異なるPCに3台登録したのならいざ知らず、同じPCの重複登録になっているのに(=むこうの登録管理に問題があるのに)、おとなしく待つ必要なんてありません。
    即刻カスタマサポートに連絡しましょう。
    すぐにとはいきませんが、だいたい18時頃に「解除しました」というメールが送られてきます。

    ナップスターアプリの「マイPCの管理」にも「PC管理に関する問題がある場合には、カスタマサポートにご連絡ください。」とちゃんと書いてありますよね。
    いわば常識なんですが、知らない人が多いようなんで書いときます。

    ただし、Xp modeでの登録は、Windows7上の登録とは異なるPCとみなされるのでご注意を。
    これは致し方ありません。

Win7 64bit環境でトラブルなく「tunebite 6」を使う 苦肉の策編

  • 2009/12/13 14:10
  • カテゴリー:PC
  • 過去3項、すなわち、
    「Win7 64bit環境でトラブルなくNapsterアプリを使う 苦肉の策編」
    「Windows Media Player12で「Windows Mediaの失効および更新」が出る 問題提起編」
    「ナップスターアプリでダウンロードした音楽ファイルが再生できない 半解決編」
    の3つは、まあ一連のトラブルであるわけですが、事の発端はこの項で書くP&A社の「tunebite 6」というソフトウェアでエラーが生じるという事件だったのです。

    「tunebite 6」は、DRM保護されたデータも変換できるオーディオ/ビデオコンバータです。
    ネットをさまようと、DRM保護された音楽ファイルや動画ファイルのDRMを解除する方法が、それはそれはたくさん書かれているサイトに出くわしますが、これは間違いなく違法行為で、ちょっとどうかと思います。
    その点、「tunebite 6」は、メーカーも「コピープロテクションを違法に破るのではなく、オリジナルのファイルを再生しながら録音して、保護されていないデジタル形式に合法的に保存する」と謳っているように、合法的なものなので、心晴れ晴れと使うことができます。
    まあ、お金を出して買ったCDを、自分が聴くためにカセットテープに録音するようなもんだから、当たり前でしょう(^o^)

    ところが、Windows7 64bit環境で、ナップスターアプリでダウンロードしたwma形式の音楽ファイルをmp3に変換すべくtunebiteを走らせると、何十曲めかに必ず「Windows Mediaの失効および更新『コンテンツ処理を続行するには、コンピュータを再起動する必要があります。』」というメッセージが出て、処理が中断、システムの再起動を余儀なくされるという問題が起こるのは、前項以前に書いたとおりです。



    前項を読まれた方はもうおわかりだと思いますが、この問題を回避する現時点での唯一の策は、ナップスターアプリ+tunebiteのXp modeでの運用です。
    前項で述べたように、Xp modeでナップスターアプリを動かす以上、tunebiteもXp modeで使わないことには意味がありません。

    ここでポイントは、次の2点。
    1.ナップスターアプリのダウンロードフォルダは、Xp modeをインストールしたのと同じ仮想ドライブに作る。仮想ではない別のドライブのフォルダを指定することもできますが、後でtunebiteで処理する際に読み込みエラーが起きやすい。
    2.tunebiteの出力フォルダ(コンバート済みファイルの保存先)は、仮想ではないドライブに指定する。後でiTunesなどに登録する際、この方が断然便利です。

    Xp modeで運用するため、若干処理能力が落ちますが、エラーが起こらないので、ストレスなく処理することができます。

    マイクロソフトがWindow Media Player12の根本的な不具合を改善するまでの暫定的な方策ですが、かなり実用的だと思います。


    ※この項と前項からおわかりのように、Windows7の新機能「Xp mode」は、よく言われるように、Windows7では動作しない古いアプリケーションを動かすためというよりも、むしろWindows7、もしくはWindows7 64bit版がまだ未完成のために不具合を生じているソフトウェアを動かすために、きわめて有効なツールです。
    なぜなら、都市伝説のように噂される「Windows7では従来のソフトが動かない」というのはかなり眉唾もので、そんなことはもうほんとにごくまれで、そのためにXp modeを使うことなど、マニアックなゲーマーでもない限り、ほとんどの人にはないだろうからです。
    そういう観点でXp modeを眺めてみると、これはかなり有効なツールだなぁ…と思えてくるのです。


    追記:この問題は、犯人がマイクロソフトではなく、ロジクール社のドライバSetPointであることが判明しました。
    詳しくは下記のURLにて。

    https://ike-ike.sakura.ne.jp/softvoice/cgi/wasurenagusanoki/index.php/view/12

Win7 64bit環境でトラブルなくNapsterアプリを使う 苦肉の策編

  • 2009/12/13 11:46
  • カテゴリー:PC
  • Windows7 64bit版で、NapsterからダウンロードしたDRMで保護されたwmaファイルを再生するとトラブルに見舞われるという記事は、前項、前々項で書きましたが、今のところ解決策は見いだせません。
    というのは、ほぼ間違いなくWindows Media Player12のセキュリティ関連に不具合があるからです。
    こればかりは、マイクロソフトが対応しない限り回避の方策はありません。
    (ま、いずれ大問題としてクローズアップされてくるだろうから、マイクロソフトも重い腰を上げざるを得なくなるでしょう。)

    しかし、じゃあそれまでどうすればいいんだ!という問題があるわけですが、今のところのお勧めはXp modeでの運用です(^=^;



    Xp modeでナップスターアプリをインストールすると、何の問題もなく利用することができます。
    ただし、異なるPCとして認識されるために、「マイPCの管理」において複数台登録されることになります。
    Xp modeでは、Windows Media Playerはバージョンが9ですが、Windows Updateで11にすることができます。
    Napsterでダウンロードしたwmaファイルを再生するためにはセキュリティーアップグレードが必要になりますが、アップグレード後も何の問題も生じません。

    Windows7 64bit版を使っている人は実装メモリが4GB以上の人がほとんどだと思いますが、当方8GBで、何のストレスもなく利用できています。
    (ちなみに、Xp modeには1.5GBのメモリを割り当てています。)

    ※それにしても、Windows7 64bit版ユーザーでありながら、「こいつは、なんでXp modeでナップスターアプリを使ってんだ?」という疑問を抱いておられる方は、きっとナップスターアプリでストリーミング再生しかしてらっしゃらないわけですよね…たぶん。(よく我慢できるもんだ…)


    追記:この問題は、犯人がマイクロソフトではなく、onkyo社が採用しているVIAのドライバ、ならびにロジクール社のドライバSetPointであることが判明しました。
    詳しくは下記のURLにて。

    https://ike-ike.sakura.ne.jp/softvoice/cgi/wasurenagusanoki/index.php/view/12

Windows Media Player12で「Windows Mediaの失効および更新」が出る 問題提起編

  • 2009/12/13 08:11
  • カテゴリー:PC
  • 前項「ナップスターアプリでダウンロードした音楽ファイルが再生できない」で、ナップスター社とやりとりしている間、こちらでもそれは色々と検証作業を繰り返していたのですが、その過程で明らかになったことがあります。

    それは、ナップスターアプリでダウンロードした曲を、Windows Media Player12で連続再生すると、何十曲目かで必ず次のメッセージが出るということです。
    Windows Mediaの失効および更新「コンテンツ処理を続行するには、コンピュータを再起動する必要があります。」
    ひとたびこのメッセージが出たら、システムの再起動をしない限り、曲を再生することはできなくなります。

    この問題は、Vista Ultimateからのアップグレード、Windows7 Ultimate 64bit版だけでしか検証していないので、すべてのWindows7、すべてのWindows Media Player12で起こるかどうかまではわかりません。

    でも、マイクロソフト社が運営しているWEBサイト「answers.」で類似した報告を発見し、レスをつけたところ、同じ症状に出くわしている別の方の書き込みもあり、ほぼ間違いない問題だと確信できました。しかもその方はオンボードのサウンド環境でした。

    つまり、サウンドカードの問題ではなく、ナップスターの問題でもなく、犯人はマイクロソフトのWindows7またはMedia Player12にあることはほぼ間違いないのです。

    したがって、マイクロソフトが改善しない限り、この問題は解決しません。

    声を大にしていくしか、動きは生まれてこないでしょうから、ここに書き付けておきます。


    追記:この問題は、犯人がマイクロソフトではなく、ロジクール社のドライバSetPointであることが判明しました。
    詳しくは下記のURLにて。

    https://ike-ike.sakura.ne.jp/softvoice/cgi/wasurenagusanoki/index.php/view/12

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