Win7 64bit環境でトラブルなく「tunebite 6」を使う 苦肉の策編
- 2009/12/13 14:10
- カテゴリー:PC
過去3項、すなわち、
「Win7 64bit環境でトラブルなくNapsterアプリを使う 苦肉の策編」
「Windows Media Player12で「Windows Mediaの失効および更新」が出る 問題提起編」
「ナップスターアプリでダウンロードした音楽ファイルが再生できない 半解決編」
の3つは、まあ一連のトラブルであるわけですが、事の発端はこの項で書くP&A社の「tunebite 6」というソフトウェアでエラーが生じるという事件だったのです。
「tunebite 6」は、DRM保護されたデータも変換できるオーディオ/ビデオコンバータです。
ネットをさまようと、DRM保護された音楽ファイルや動画ファイルのDRMを解除する方法が、それはそれはたくさん書かれているサイトに出くわしますが、これは間違いなく違法行為で、ちょっとどうかと思います。
その点、「tunebite 6」は、メーカーも「コピープロテクションを違法に破るのではなく、オリジナルのファイルを再生しながら録音して、保護されていないデジタル形式に合法的に保存する」と謳っているように、合法的なものなので、心晴れ晴れと使うことができます。
まあ、お金を出して買ったCDを、自分が聴くためにカセットテープに録音するようなもんだから、当たり前でしょう(^o^)
ところが、Windows7 64bit環境で、ナップスターアプリでダウンロードしたwma形式の音楽ファイルをmp3に変換すべくtunebiteを走らせると、何十曲めかに必ず「Windows Mediaの失効および更新『コンテンツ処理を続行するには、コンピュータを再起動する必要があります。』」というメッセージが出て、処理が中断、システムの再起動を余儀なくされるという問題が起こるのは、前項以前に書いたとおりです。
前項を読まれた方はもうおわかりだと思いますが、この問題を回避する現時点での唯一の策は、ナップスターアプリ+tunebiteのXp modeでの運用です。
前項で述べたように、Xp modeでナップスターアプリを動かす以上、tunebiteもXp modeで使わないことには意味がありません。
ここでポイントは、次の2点。
1.ナップスターアプリのダウンロードフォルダは、Xp modeをインストールしたのと同じ仮想ドライブに作る。仮想ではない別のドライブのフォルダを指定することもできますが、後でtunebiteで処理する際に読み込みエラーが起きやすい。
2.tunebiteの出力フォルダ(コンバート済みファイルの保存先)は、仮想ではないドライブに指定する。後でiTunesなどに登録する際、この方が断然便利です。
Xp modeで運用するため、若干処理能力が落ちますが、エラーが起こらないので、ストレスなく処理することができます。
マイクロソフトがWindow Media Player12の根本的な不具合を改善するまでの暫定的な方策ですが、かなり実用的だと思います。
※この項と前項からおわかりのように、Windows7の新機能「Xp mode」は、よく言われるように、Windows7では動作しない古いアプリケーションを動かすためというよりも、むしろWindows7、もしくはWindows7 64bit版がまだ未完成のために不具合を生じているソフトウェアを動かすために、きわめて有効なツールです。
なぜなら、都市伝説のように噂される「Windows7では従来のソフトが動かない」というのはかなり眉唾もので、そんなことはもうほんとにごくまれで、そのためにXp modeを使うことなど、マニアックなゲーマーでもない限り、ほとんどの人にはないだろうからです。
そういう観点でXp modeを眺めてみると、これはかなり有効なツールだなぁ…と思えてくるのです。
追記:この問題は、犯人がマイクロソフトではなく、ロジクール社のドライバSetPointであることが判明しました。
詳しくは下記のURLにて。
https://ike-ike.sakura.ne.jp/softvoice/cgi/wasurenagusanoki/index.php/view/12
K
はじめまして
自分もTunebiteを7の64bitで使用している者です。
上記のエラーは出ないのですが、
DRM解除の録画をすると、どうも録画した動画に切れ込みが入り、ずれて表示されたりします。
自分はPCの知識が疎いため、手助けしてもらえるとありがたいのですが、何か対処方法をご存知でしょうか?